カイロンの叫び

ギリシャ神話に登場するカイロンは癒しの達人です。どんなに傷ついていても、人を癒すことも愛することもやめない。自分の使命を生き続けたカイロンの話に私も心が動かされます、新月後も「古傷を癒して!」といった心の叫びが奥深くから聞こえてくるからです。

そして、この前の射手座の新月は「大地の奥深くで新しい元素が形成されつつある」という
事です
さらに射手座の新月は月と太陽とジュノーという小惑星が重なりました。
これは社会で活躍する星を持っている女性にとっては最も重要な天体です。
そのジュノーが太陽と月にピッタリと重なる新月ゆえに、たとえ結婚後も女性は家庭と仕事の両立、または育児問題を理由にして、職場を追われることは可笑しい…。いつになっても夢を追いかける女性の輝きは更なる社会進出を促すことを教えてくれているのでしょう。

そして相反するものをどちらも「否定」していくといったTスクエアに注目すれば、魚座の海王星が示すスピリチャルなエネルギーや癒し、そして魚座の全く反対側にある乙女座の現実的で「人助けする世界」が葛藤しているのです。

否定するという事は一旦立ち止まって悩み、真剣に向き合う経験をするという事を意味しています。人を癒すセラピストや、教師 カウンセラーやコンサルテーションという領域は二つが統合されなければ成り立たない世界ですが、今回、それこそが射手座の新月とカイロンからのメッセージなのではないのでしょうか?

私も癒しと人助けの現場にいて、自分の魅力を磨き、これからも輝いていけたらと思います。